「朝の散歩」や「1日1万歩」は健康リスクに!? 無意識のウォーキングが実は危険な真実

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コロナウイルスによる長期的な自宅待機が続き、体力の低下を憂慮し、ウォーキングを始める人が増えています。 「1日1万歩」は一般的な健康目標とされており、多くの人が歩けば歩くほど健康になると信じて、歩数計を持って、より多く歩こうと毎日努力しているのかもしれません。

「無計画に歩数を増やすだけでは、体力向上を望むことはもちろん、健康を損なうリスクもあります」と東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利氏は指摘します。

「体力を確保するためウォーキングを行う際、長時間歩くことよりも重要なことは歩行による上下運動から身体への「刺激」が大切になります。 適度な刺激がなければ、ウォーキングの健康効果を期待することは期待できず、逆に免疫力の低下を招く可能性があります」と青柳氏は語ります。

青柳氏によれば、ウォーキングにおける理想的なバランスは「1日8000歩、その中で20分間は早歩きなど行うこと」です。5000人を対象に20年間続けてきた私たちの研究では、この歩行スタイルを維持することで、介護が必要となるリスク、うつ病、認知症、心疾患、がん、動脈硬化、骨粗鬆症の発症率が低下し、さらに高血圧や糖尿病の発症率も下がっていることがわかりました」と説明します。

 

病気予防のために、私たちは生涯続けられる正しいウォーキングの方法を学び、健康維持に努めるべきだと思います。

健康を維持するための運動量は、個人の体力や健康状態によります。しかし、これがすべての人に適した目標というわけではありません。

無理に1万歩を達成しようとすると、逆に体に負担がかかることもあります。 また、免疫力が低下したり、怪我をしたりする可能性もあります。いきなり高い目標を設定すると、身体への負担が大きいこともあります。

それでは、運動に不慣れな人はどうすればいいのでしょうか。 とりあえず、自分の現在の活動量を把握し、そこから少しずつ増やしていくのが良いでしょう。 歩数だけでなく、そこそこな筋力トレーニングやストレッチングさらに進んでいくことで、全身の筋肉を均等に使い、健康維持に取り組むことができます。

また、運動を続けるためには、楽しさも大切です。楽しい運動を見つけて、それを続けることが大切です。例えば、ウォーキングやランニングだけでなく、ヨガやダンスなど、自分が楽しめる運動を見つけることこちらもおすすめです。

無理をせず、自分のペースで健康維持に取り組むことが大切です。

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